ずれてなどいない
くるり Liberty&Gravity / Quruli Liberty&Gravity - YouTube
まーたずいぶんすごい曲出してきた。アルバム出す度、ことごとく進化してくるけど、くるりは一体あと何回変身を残してるのさ?
そーいや、お小遣い1000円とか2000円しかもらえてなかった頃は、好きなアーティストが新譜を出す度に大騒ぎだったよね。どうしよ、お金貯めなきゃ。コンビニでからあげ棒なんて買い食いしてる場合じゃないや。はじめてCD屋で予約してみよう、でもどうやったらいいんだろう。バスでCD屋にいくだけでもちょっとした冒険。CD一枚手に入れるのに一苦労。
それって子どもにとっては大変なことだけど、その分、手に入れた時の喜びはすごく大きい。今はアルバイトをしていて月に数万円稼ぐし、あまり大きな買い物はしないから、その感覚も徐々に忘れてしまっていたけど。
でも、わたしにとってくるりは、「頑張ってお金を貯めて新しいCDを手にしたときのワクワク感」を何歳になっても思い出させてくれるグループだ。CDが馬鹿高いとかそういう意味じゃないよ。「はやくCD、ほしい!」って思う。はよ!
くるりをはじめて知ったのは、同じく青春時代によく聞いていたRIP SLYMEとのコラボでのMステ出演のときだと思っていたけど、実は違ったってことを今日思い出した。その前からこれを読みながら、「くるりってバンドがいるんだ」って認識してたもんな。
なつかしい~。「ピューと吹く!ジャガー」たしか第一巻。これはじめて読んだのは12歳の時。このあと徐々に「ずるり」が「くるり」のパロディだってわかっていったんだよな。
そんで、くるり好きになってから「そういえば!」と思ってこの漫画を読み返したのも覚えてるから、くるりのイメージは大分長いことこの絵だったんだと思う。よく見たら割と似てるし……。
っていうのを久しぶりに思いだして、感慨深い気分になったというお話。